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お箸のはなし 第2話



第二話 お箸・割り箸(わりばし)は何故捨てるの?

お箸・割り箸(わりばし)の使い捨て文化は、古来から神事と結びついたものだったそうです。

昔、山に行った時には小枝などをお箸の代わりとして使い、その際、一度使用したお箸にはその人の霊が宿るとされ、家に持ち帰らずお箸をその場に捨てる習慣があったそうです。
しかしお箸をそのままにしておくとそのお箸を獣が持ち遊んだりし、その災いが自分に振りかかると考えられていました。
災いを防止するためにも、必ずお箸は折って捨てたとされています。
この行為は、お箸に宿る霊を自分の元へ帰らせる為と言われ、今でも弁当や食事の後にお箸・割り箸(わりばし)を折る風習が残っているのはこの為なのです。

また、お箸には神が宿るとされていて、真新しいお箸を使い神の霊力を人が得た時点で、お箸の役割は終わり、二度と使われませんでした。
現在でも、お正月には「祝箸」として一回限りの白木(柳箸)のお箸が使われます。
同じ意味で、家庭以外の場所での食事や不特定の人を対象にする食事には、使い捨てのお箸・割り箸(わりばし)が使われています。

江戸時代には酒樽の端材を利用した使い捨てのお箸・割り箸(わりばし)が多く作られ、清潔好きの江戸の庶民に大いに利用され、現在に至っています。

近年、森林資源を守るためにお箸・割り箸(わりばし)を使わないように言われますが、主に間伐材から作られるお箸・割り箸(わりばし)は森林資源に悪い影響を与えません。
むしろ下枝刈りや間伐のための人件費をまかない、森林保護にも役立っているのです。